妊娠・出産・育児大百科目次へ
(このエリアの表示には、最新版の Adobe Flash Player が必要です。Flash Player を入手する

トップページ > 健康と医学 > からだと心の相談室 > 生後 5~9ヶ月 > 「ヒブワクチン」は接種したほうが良い?

ベビカムカテゴリ

RSSからだと心の相談室

生後 5~9ヶ月

Q457 「ヒブワクチン」は接種したほうが良い?

細菌性髄膜炎の予防接種、「ヒブワクチン」を子どもに接種させたいのですが、接種させられる小児科が周辺になく、子どもは8ヶ月になってしまいました。髄膜炎にかかり、小児麻痺などの重篤な後遺症を負った子どもさんのことなどを、テレビやネットで見ると不安になってきます。「ヒブワクチン」は接種したほうが良いのか、それとも必要はないのか、予防接種が受けられる小児医院の情報など教えてください。

 

回答者:加部一彦先生(愛育病院 小児科医)

日本ではなかなか認可されなかったヒブワクチンがいよいよ認可され、12月から接種が始まることになりました。ただし、最初は製造されるワクチンに限りがあるそうで、すぐにどこでも接種できる状態になるかどうか、まだわかりません。ヒブワクチンの接種対象は5歳以下の乳幼児ですので、8ヶ月であればまだ接種対象です。接種回数は年齢によって異なります。
 
ヘモフィルス属インフルエンザb型菌のことを略してヒブ(Hib)と呼んでいますが、もともとこの細菌は、子どもののどや鼻にいることがあります。ただし、そのままでは病気になる事はありませんが、中耳炎の原因になったり、時には髄膜炎や敗血症・急性喉頭蓋炎などの深刻な病気をひき起こします。欧米ではすでに10年近く前からヒブワクチンの接種が行われており、感染予防効果があることもわかっていますが、これまでワクチンの使えなかった日本では、年間およそ600人の子どもがこの細菌による髄膜炎になっていると推定され、とくにその半数は生後6ヶ月から1歳までの乳児です。この髄膜炎は死亡率も5%ほどと低くないですし、20%前後には後遺症が残ってしまいます。
 
今のところ、このワクチンは定期接種ではなく任意接種として開始されますが、この様な病気の特徴を考えれば、やはり接種を行った方がいいのではないかと思います。なお、接種回数など詳しいことはかかりつけの先生によく相談して下さい。

update 2008/10/31

このQ&Aを読んだ人はこちらのQ&Aも読んでいます。
Q585:足が冷たい赤ちゃんに靴下は必要?
Q381:洗濯物の分け洗いや、哺乳瓶の消毒は何ヶ月まで必要?
Q521:1ヶ月半。泣くたびにおっぱいをあげるのはいつまで?
Q554:産後、安静にしないとどうなる?
Q401:縦抱っこはどのくらいの月齢から?
Q188:うなる!赤ちゃん
Q208:「ゆさぶられっこ症候群」になっていないか心配!
Q231:自慰行為を頻繁にする2歳の娘
Q293:生後1ヶ月。昼の過ごし方について


生後 5~9ヶ月一覧 | 相談室検索(からだと心の相談室TOP)

からだと心の相談室では、妊娠・出産・子育てに関する質問にお答えしています。 ご投稿いただいたご質問の内容によって、専門の先生に回答していただきます。
原則的に、個人的なカウンセリングは行っておりません。
また、ご投稿いただいたすべてのご質問に対してのご回答はできないことを あらかじめご了承願います。

投稿フォームへ

 

!ご注意

「からだと心の相談室」では、医療や健康・生活に関する一般的な情報の提供にとどまります。また、ご回答を返信する場合でも、診療行為が必要な「個別性の高い」「緊急性の高い」「専門性の高い」ご相談は、かかりつけの主治医やお近くの医療機関・専門家にご相談ください。

 

 



▲このページのTOPへ