人を笑顔にするということ

  • 2017-09-30 17:00
  • 一般公開
  • テーマ:震災
今日で9月も終わりです。この9月、地球規模で大きな自然災害のニュースが続きました。みなさんも防災の日や防災週間を通じて、改めて備えを確認した方も多いのではないでしょうか。

東日本大震災から6年半という月日が流れましたが、その傷跡は大きく、今もなお被災地のみなさんは復興に向けての努力を続けています。

先日、宮城県塩竈市に住む旧知のご夫婦より絵手紙が届きました。その送り主は、以前このブログでも紹介したことがある柴田教行(おさむ)さん登子(たかこ)さんご夫妻。

柴田さんご夫婦は2011年3月11日被災、自宅を失いました。その後、災害公営住宅で生活を取り戻しながら、震災の爪痕が残る地域で、「被災した人が笑顔になるような活動がしたい」と、マジックや切り絵などをとおして積極的にボランティア活動をご夫婦で続けていらっしゃいます。

その柴田さんから「ようやく市内すべての災害公営住宅が完成した」という嬉しい知らせ。そして今は、新たなコミュニティづくりのために、各地区の災害公営住宅でのサロン活動に、絵手紙の講師としても活動しているという近況が綴られていました。

お二人のこの取り組みは、今月の塩竃市の広報に写真とともに紹介されています。

「苦しい中でも、何かをきっかけに自分から声をかければ、話も弾む。楽しい時間が少しでも持てるようになれば、笑顔も生まれ、苦しさも乗り越えらえる。そのためにできることを続けていく」

そんな二人の思いが綴られた記事を読みながら「人を笑顔にする」ことの大切さ・素晴らしさに改めて気づかされた思いがしました。

子の笑顔、親の笑顔…。子育てにも「笑顔」は欠かせません。

写真は、お二人から届いた絵手紙です。あなたの心にも何か届くといいなと思いつつ…。



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