ランドセル

「じいじにランドセルを買ってもらう」というのが、今回の帰省での息子の一大ミッションでした。
　一緒に買いに行こうと思っていたのですが、足元が……などあって、買って来て、家で見せるという方向になりまして。
　いくつか背負ってみた息子が最初に欲しいと言ったのは、青いランドセル。でも予約商品だったので「持ち帰れないとじいじに見てもらえないよ？」と聞いたら、見てもらえるのがいいと言い出しまして、黒に変更となりました。
　息子の希望は「軽くていっぱい入るの」とのことで、デザインの違いはどうでも良かったようです。大雑把男児万歳！
　最近のは本当に軽いんですねえ、私のの半分くらいじゃないかな？　というわけで、軽さは楽にクリア。いっぱい入るというので、ポケットに容量増量アジャスターつきのを選ぶことになりました。
　何しろ体がでかいので「ランドセルに背負われている感じ」ではなく、ちゃんと小学生が背負っているように見えました。私は小さかったので、ランドセルが歩いているように見えたそうですが、息子はベテランの小学生みたいでした。リュックで慣れているので、ひょいと背負うのもうまくできましたし。
　うーん、つまんない
とか言っちゃダメですよね(　˙-˙　)。
　でも「幼児らしい」というより「少年らしい」成長ぶりなので「そんなに急がなくていいんだよー」と思ってしまうのです。
　なお、写真のランドセルは、背負ってみただけで、結局全然違うものになりました。緑のステッチがいいなと思ったんですが。でも選択基準がシンプル（持ち帰れるものの中から気に入ったのをチョイス）なので、あまり悩まなかったです。
　帰宅後は義父も大喜び。昔ながらの黒を選んで来たのが良かったようで「やっぱり黒がかっこいい」と何度も言っていました。そういう意味では、祖父孝行なチョイスになったのかもしれません。
　義母が生きていたら、どんなに喜んだかと思うと、胸がしくしくしました。生きて見たかったと、義母本人が何より思っていたでしょうけれど。仏壇の前で背負っていたから、見てもらえたかな？