ないと思ってるうちはない

1ヶ月ほど前から寝る前になると
ニナが異様に寂しがるようになりました。

さ、寝る時間だからベットに行こうか
となると
なが～いことハグをしたがって
「Do you love me?」と何度もきくのです。

初めは
なんて可愛いんだろうと思っていたのですが

最近では
何を言っても
何度ハグをしても
寂しいと言っては
なかなかベットに行こうとしないので

この寝る前の愛の確認作業が
だんだん面倒になってきました。

マミオがもどかしく感じるのは
何を言っても
何度言っても
ニナには何も伝わらないように感じられて

伝わらないのに
何度も続けるこの確認作業に
果たして意味があるのか
疑問なところです。

寝る前のニナは
どれだけ
大好きだよ
愛してるよと伝えてみても

彼女の中で
私は愛されていないかもしれない
という思いがあるうちは

こちらの声は
ニナにはなかなか届かない
とマミオは感じています。

ニナが
ないと思っているうちは
どれだけこちらが愛を伝えても
ない、という事実しか
見えないのだろうと思うのです。

でもだからと言って
この確認作業を止めたり
何もしないわけではありません。

1週間前くらいから
ダディオの本の読み聞かせが始まりました。

そのおかげか
前よりもずいぶんスムーズに
ベットへ行くようになりました。

ダディオに感謝です。

でも
いつかニナが
この確認作業なしに

ああ、やっぱり私はずっと愛されてて
いつも愛はあって
今も愛されてるんだなぁ
ないと思ってたけど
やっぱりあったんだぁ

っていうことに
気づいてくれたらいいなぁと
密かに願うマミオです。