ベビーブック編集のブログお子さんは生後 7歳 8ヶ月(2800 日目)

サンタクロースっているんですか?

  • 2016-12-07 17:30
  • 一般公開
  • テーマ:
すみません。今回ちょっと長いです。


しんぶんしゃの おじさんへ
「わたしは 8さいの おんなのこです。
ともだちは サンタクロースなんか いないっていいます。
パパに そのことを おはなししたら、
”わからないことが あったら サンしんぶんに きくといいよ”といいました。

しんぶんしゃの おじさん、サンタクロースっているんですか?」
            ヴァージニア・オハロン


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ザ・サン紙 1897年9月21日 社説から(抄訳)
          フランシス・P・チャーチ

 ヴァージニアさん。間違っているのはお友だちの方だよ。みんな目に見える物しか信じられないお年頃なんだ。
 そうだよ、ヴァージニアさん。サンタクロースはいるんだよ。
(Yes Virginia,there is a Santa Claus.)
愛とか優しさとか人のためにいいことをしてあげようって気持ちは見えないでしょ。でも、見えないから無いってことじゃないよね。サンタクロースも同じこと。こういうものがあるから、人間は豊かで幸せな気持ちで生きていけると思うんだ。

 それに、サンタクロースがいない世の中なんて、すっごくつまらないよ。こんな素敵なお手紙を送ってくれたヴァージニアさんがいないくらいつまらない。目に見えることしか信じない、楽しいと思えない世の中なんてすっごくつまらないよ。

じゃあ、クリスマスイブの夜、パパにお願いしてニューヨーク中の煙突を見張ってもらったとしよう。でも、サンタクロースを見つけることはできないよ。でも、見つけられないからって「いない」ことにはならないよね。

この世界でとっても大切なものって、大人でも子どもでも見ることができないものだと思うんだ。
 サンタクロースはいるんだよ、ヴァージニアさん。サンタクロースはこれから1000年先も1万年先も子どもたちの心をワクワクさせてくれるはずだよ。

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さて、みなさん。
サンタクロースっていると思います?いないと思います?

すみませ~ん。上のお話しは私(編集長)の方でめっちゃ意訳&脚色しています。

全文お読みになりたい方は
「サンタクロースっているんでしょうか?」
偕成社から発売中(現在119刷!)をお読みください。

*ここで緊急ニュースです!*

今年のクリスマスイブも
北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)が偵察衛星とイージス艦のレーダーを使ってサンタクロースの活躍を追跡します!(ノーラッド・トラックス・サンタ)
NORADによれば、サンタクロースの移動速度は新幹線の100倍だそうです。
どうりで、見えないわけだ!(笑)

 このプロジェクト、1955年に大手スーパーマーケットが消費者向けに「サンタおじさんとしゃべろう」的な(リカちゃん電話的な)サービスを始めたところ、チラシに電話番号を間違えて載せるという始末書もののミスをしたところから始まります。

なんと、それがNORAD(当時はCONRAD 東西冷戦時代にソ連の軍事情報を監視する機関)の偉い人のホットライン(始末書どころか「切腹」ものの大チョンボ)に繋がってしまいました。
しかし、電話をとったハリー・シャウプ大佐は「レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある」と答えたそうです。

かっこいいぜ!チャーチ&シャウプ!!

それでは、みなさん

HAPPY HOLY DAY!
(ベビーブック編集部一同)

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