「道の駅」の防災機能を強化

  • 2012-01-06 14:18
  • 一般公開
  • テーマ:災害対応
東日本大震災では、被災者の避難場所や自衛隊の活動拠点として利用された「道の駅」ですが、国土交通省はこの、ドライバーが休憩したり土産物を買ったりする各地の「道の駅」に、自家用発電機や災害用のトイレを備えて防災拠点としての機能を強化していくことを決めました。

「道の駅」は全国に977カ所あり、このうちの約100カ所は、すでに防災拠点として利用できる設備が備えられていることから、国土交通省では、ほかの「道の駅」にも防災拠点の役割を持たせることとします。

具体的には、3日分の電力を賄える自家発電の設備と、マンホールを利用するタイプの簡易トイレ、防災用の備蓄倉庫などを「道の駅」に整備します。

国土交通省は、すでに今年度の第3次補正予算に宮城、岩手、福島の3県の12カ所を含む全国80カ所の整備費およそ21億円を盛り込んでおり、都道府県や市町村と連携して災害時の機能を強化する方針です。

■国土交通省道路局 全国「道の駅」マップ
http://www.mlit.go.jp/road/station/road-station.html



いいね
もっと見る

コメント

    みんなのコメントをもっと見る
    powerd by babycome