外部被ばく、最高14ミリシーベルト
- 2011-12-09 13:11
- 一般公開
- テーマ:放射能関連
東京電力福島第一原発事故を受けて、福島県が実施している県民健康管理調査で、警戒区域や計画的避難区域に指定されている飯舘村など3町村の一部住民の外部被ばく線量を推計したところ、約半数が、一般人の年間被曝基準値の1ミリ・シーベルト以上だったことが分かりました。原発周辺の住民の外部被曝量の実態が明らかになるのは、今回が初めてです。
それによると、ほとんどは5ミリシーベルト以下でしたが、10ミリシーベルト以上は約10人。最大は原発作業員の37ミリシーベルトで、住民の最大被ばく量は14ミリシーベルトでした。これは、原発事故から避難する際に、放射線量の高い地域を通ったことで被ばくした可能性があるとのことです。
調査は原発事故時の全県民を対象に行われ、警戒区域や計画的避難区域の飯舘村、浪江町、川俣町山木屋地区の住民約2万9000人には、6月下旬から7月中旬にかけて先行して問診票を郵送して実施しました。
今回の結果は、このうち県への返信が早かった1730人について県立医科大と放射線医学総合研究所が分析したもので、県では今月中に調査結果を公表することにしています。
それによると、ほとんどは5ミリシーベルト以下でしたが、10ミリシーベルト以上は約10人。最大は原発作業員の37ミリシーベルトで、住民の最大被ばく量は14ミリシーベルトでした。これは、原発事故から避難する際に、放射線量の高い地域を通ったことで被ばくした可能性があるとのことです。
調査は原発事故時の全県民を対象に行われ、警戒区域や計画的避難区域の飯舘村、浪江町、川俣町山木屋地区の住民約2万9000人には、6月下旬から7月中旬にかけて先行して問診票を郵送して実施しました。
今回の結果は、このうち県への返信が早かった1730人について県立医科大と放射線医学総合研究所が分析したもので、県では今月中に調査結果を公表することにしています。
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