生協など4団体、放射能基準を独自に検討

  • 2011-11-22 17:28
  • 一般公開
  • テーマ:放射能関連
生協と大手の食材宅配サービス企業など4団体は21日、食品に含まれる放射性物質の基準について共同で検討すると発表しました。厚生労働省が暫定基準の見直しを進めていますが、基準づくりを国まかせにせず、消費者が信頼できる物差しを提案しようと、年度内の結論を目標にしています。

検討に参加するのは、パルシステム生活協同組合連合会、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、大地を守る会、カタログハウスの4団体。

パルシステムは10月から暫定基準値の5分の1の独自基準を設定、カタログハウスはウクライナの規制値を自主検査で下回った野菜を販売するなど、いずれも、国の暫定基準値(穀類や野菜、肉・魚・卵は放射性セシウムで1キロあたり500ベクレル)に対して、独自の対応を取ってきた団体です。

検査結果を共通の基準として採用するかは未定ですが、専門家の意見を聞いて、各団体の担当者が定期的に議論するとのことです。

■「食品と放射能問題検討共同テーブル」を開始します
http://www.pal.or.jp/group/news/2011/111121/index.html




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